まえだ耳鼻いんこう科

八尾市の皆様に寄り添った耳鼻科運営で幅広いお悩みに対応し健康と笑顔をお支えします

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みみの症状

みみについて

聴覚(音を聞く)と平衡感覚(バランスをとる)の2つの大切な機能をもつ耳は、目や鼻と共に感覚器のひとつでもあります。耳は主に内耳・中耳・外耳に分類されますが、これらで起きた異常や病気を診療いたします。

このような耳の症状はご相談ください(例)

・耳が痛い
・耳がかゆい
・耳が詰まる
・耳鳴りがする
・耳だれが出る
・耳が聞こえにくい など

耳が痛い

耳の外側が痛むとか、耳の奥が痛むなど、痛みの種類はそれぞれ異なります。耳に異常は認められないものの、周囲からの放散痛として耳が痛い場合もあります。いずれにせよこのような症状につきまして気になる事があれば当院にご相談ください。

耳が痛む場合によく見られる代表的な疾患

急性中耳炎

急性中耳炎は、鼓膜の奥に広がる中耳に細菌などの病原体が感染して炎症が生じる病気です。 風邪をひいた際などに、鼻や喉にいた病原体が鼻の奥からつながる耳管を通じて中耳内へと侵入し、そこで感染を起こして炎症が生します。

外耳道炎

耳かき、爪などによって外耳道の皮膚を傷つけ、そこに細菌や真菌が入り込むことで炎症が起きます。また、糖尿病の患者様や外耳腫瘍を発症している方は一度炎症を起こしてしまうと治りにくいと言われています。さらにプールや海水浴で外耳道に水が入るなどすることで発症することもあります。

耳がかゆい

耳がかゆくて仕方がないと言う場合、主に外耳の異常が考えられます。具体的には、外耳道炎、外耳道湿疹、外耳道真菌症などです。外耳道は、耳垢が溜まりやすい構造となっていますが、多くは自然と(外耳道から)剥がれて、外へ排出されるようになります。その際にかゆみが伴うわけですが、それを解消するために耳かきや爪などで外耳道を傷つけることをきっかけにして外耳道炎を起こすことがあります。

耳がかゆい場合によく見られる代表的な疾患

外耳道湿疹

耳の穴の入り口付近に皮膚が、ガサガサしたり、ただれたり、じくじくしてくる状態をいい、かさぶたになって直ってゆきます。皮膚に刺激が加わり炎症をおこしてくることにより起こります。

 

外耳道真菌症

外耳の部分がカビに感染することで発症します。外耳道炎や外耳道湿疹に併発して発症することが多く、これらの疾患によって外耳道がじめじめと湿っている際に周囲にカビ(真菌)が生えることがあるのですが、それを外耳道真菌症と言います。

耳が詰まる

耳が詰まるとは、言葉で表現すると耳の中に水が入っている感じ、あるいはフタや耳栓をしているような感覚、耳がポワーンとしている状態と言えるでしょう。このような場合、外耳、中耳、内耳、それぞれに原因が考えられます。

耳の詰まりでよく見られる代表的な疾患

滲出性中耳炎

鼓膜の奥の中耳という場所に滲出液という液体がたまる病気です。
耳とは鼻は「耳管」という管でつながっている、気圧の調整などをしています。
耳管が上手く働かないと、粘膜からしみ出てきた浸出液が中耳腔にたまってきます。
痛みがないため気がつきにくいことが多い疾患ですが、小児の難聴の原因としては最も多いもので、慢性化すると難治性になることがあり注意が必要です。

 

突発性難聴

突然、片方の耳が聞こえなくなる難聴が突発性難聴です。耳が聞こえなくなる以外にも、めまい、耳鳴り、耳閉感が同時に起きることがあります。また、症状が一度起きてしまうと回復するのに時間がかかることが多いです。

低音障害型感音難聴

主に1,000ヘルツ以下の周波域の音が聞こえなくなるとされる感音難聴が低音障害型感音難聴です。ちなみに感音難聴とは、蝸牛や聴神経が障害されることで起きる難聴のことですが、そのタイプは様々で、高音が聞きにくい方がいれば、低音が聞こえにくい方がいるなどいろいろです。

耳鳴りがする

実際に音はしていないのに、何かが鳴っている様に聞こえる現象(「キーン」とか「ジー」など)が耳鳴りです。耳鳴りは、難聴の症状とともに起きやすいとされ、大きく本人にしか聞こえない自覚的耳鳴と、外部から聞くことが可能な他覚的耳鳴とに分類されています。

耳鳴りがよく見られる代表的な疾患

メニエール病

メニエール病とは、体の平衡感覚をつかさどる耳の奥の“内耳”にリンパ液がたまることによって生じる病気のことです。30~50歳代で発症することが多く、発症すると耳が詰まったような違和感や軽度の聴力低下が引き起こされます。そして、体の平衡感覚に異常が起きて回るようなめまいが生じ、耳鳴りやさらなる聴力の低下が起こるようになるとされています。このような症状は通常片方の耳にのみ生じますが、もう片方の耳に発症することも多く、一度症状が治まっても再発を繰り返していく過程で聴力が徐々に低下することが特徴です。

老人性難聴

加齢に伴って生じる聴力低下のことを老人性難聴と言います。また、加齢以外にも喫煙、ストレス、動脈硬化などによって、老人性難聴のような聴力低下を起こすこともあります。
補聴器は医療機器になります。補聴器の使用を希望される方につきましては、ご相談下さい。

耳だれが出る

耳だれとは耳漏とも呼ばれているもので、外耳道(耳の穴)から出てくる分泌物の総称になります。原因としては、かぶれやアレルギーによる(外耳道)湿疹で、かゆみなどに耐えられずに耳をいじってしまうことで炎症が起き、それに伴う耳だれがあります。また、ウイルスや細菌が耳管から中耳に侵入することで、中耳に炎症が起きる(急性)中耳炎を発症し、それに伴って生じる膿が耳垂れとなって排出されるといったことがあります。

耳だれがよく見られる代表的な疾患

慢性中耳炎

慢性中耳炎は、鼓膜にあいた穴がふさがらず長期間持続的に膿が出る状態です。 慢性中耳炎の原因には、急性中耳炎や耳管の詰まりなどがあります。 かぜや耳の感染症、または中耳に水が入った後に再燃することがあります。 患者には通常、難聴と持続的な耳からの排膿がみられます。

真珠腫性中耳炎

鼓膜の一部に窪みが発生し、そこから耳垢が侵入、それがやがて増殖して塊となったものが真珠腫です。そこで細菌に感染し、特殊な酵素が産生されると耳小骨や鼓膜に異常がみられるようになって、様々な症状が引き起こされるようになるのですが、これを真珠腫性中耳炎と言います。

耳が聞こえにくい

日常生活において耳が聞こえにくいと感じる場合、耳あかが溜まり過ぎて外耳道を塞ぐ、水や異物(虫 等)などが入って聞こえにくくなるということがあります。また耳元で大きな音を聞き続けることで難聴(ヘッドホン難聴 など)の症状が現れることがあります。強い外力(耳をぶつけるなど)によって鼓膜を損傷することで聞こえが悪くなった場合は速やかに当院にてご受診ください。

耳が聞こえにくいことでよく見られる代表的な疾患

伝音性難聴

伝音難聴は、外耳または中耳の部分に問題が生じることによって引き起こされます。 外耳の耳あか詰まりのような単純な場合は、耳鼻咽喉科医が迅速に治療することができます。 あるいは、永続的に続くような厳しい状況では、補聴器などによる器械的増幅を必要とする場合があります。

 

感音性難聴

感音難聴内耳よりも奥(蝸牛や聴神経)に異常が起きることで生じる難聴で、主な症状としては、音が小さく聞こえるだけでなく、音がひずむように聞こえるといったこともあります。具体的には、音の内容を把握できない、言葉が聞き取れないといったことが起きます。

耳垢栓塞

耳あかは耳垢とも呼ばれます。これは耳垢が外耳道内で多量に溜まることによって完全に塞がり、まるで耳栓をしたかのように聞こえが悪くなっている状態で、耳垢栓塞と言います。
。除去時に痛みを訴えているのであれば、外耳炎、もしくは外耳道真珠腫といった病気を発症していることもあります。

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